2006年09月
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精液検査

男性側に不妊の原因がないことを確かめるために、精子の質を調べる「精液検査」を行います。
私が始めて不妊治療に通うことになった、横浜市泉区のK病院では、比較的初期の診療でこの検査を実施するようです。

おそらく、男性側の不妊の原因は掴みやすいからだと思います。

・精子の運動率
  どれだけ精子が元気に動き回っているか、動きの悪いものや、真っ直ぐ進まないものがいるか。
・精子の数
  どれだけ精子が含まれているか、妊娠に必要な数が存在するか。

これらが分かれば、おおよそ不妊の原因になるかどうかが分かるからです。

で、精液検査の方法ですが、精子を採取するための容器を渡されます。
そして、来院する1時間以内に採精(精子を採取する)し、容器をアルミホイルで包み、常温で病院まで運びます。

この、「1時間以内」というのがネックで、自宅からK病院まではどんなに急いでも1時間かかる場所にありました。当日は、1時間30分ほど病院までかかってしまい、精子提出時に「大丈夫ですか?」と看護師に聞くと、何やら不機嫌そうな顔つきで「先生に聞いてみるので待っていてください」と言われました。

その後、その看護師が戻ってきて新たな採精容器を手渡されました。
すると、なんと!
「正確な検査が出来ない可能性があるので、トイレで採精してきてください
というではありませんか!!

トイレでって・・・考えられますか?トイレで自慰しなさいって言われたんです。
にわかにその言葉を受け入れることはできませんでした。

正確な検査が出来ない・・・というのはわかりますが、30分過ぎたくらいでそんなに変わるものなのでしょうか?私は、
「とりあえず、持参したもので検査してもらえませんか?」
と聞きました。すると、だめもとで検査してもらえることになりましたが、この一件でかなり病院への信用を失いました。

それはやはり、このようなナイーブな問題を、軽々しくトイレで・・・と言いのける看護師のデリカシーのなさにあったのだと思います。私なら・・・というか普通の感覚の持ち主なら、いくらなんでも「トイレで採精してれ」なんていえません。この看護師は「子供を切に欲しい」と願う私達のつらい思いをまったく理解していないのだと思いました。だから、そんなひどいことを軽々しく言えるのだろうと・・・。

それに、病院への信用を失ったもうひとつの点、それは、不妊治療を本格的に行っている病院なら、採精室というものが用意されているのがほとんどなのです。仮になかったとしても、どこかの空き部屋を貸し出してくれたりするものです。実際、2箇所目の病院では空き部屋を貸してくれました。
なので、この病院が不妊治療にかけている思いが薄い、というのが分かり、私達はこの一件をきっかけに転院することに決めました。

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